はじめに
11月末くらいから、Unityで共同開発している際に、変更していないSpriteAtlasの差分が出続けてしまうという問題が出ました。
Unityの特定のバージョン以降で起きており、Unity2019だけでなく2020,2018でも起きており、自分も以前に記事を書いておりました。
今回、この問題が修正されたので記事にしようと思います。
修正されたバージョンについて
下記のバージョンで修正されるみたいです。
- 2020.1 => 2020.1.0a19
- 2019.3 => 2019.3.0f5
- 2019.2 => 2019.2.19f1
- 2018.4 => 2018.4.16f1
実際に自分もUnity2019.2.19f1を試したところ、差分が出なくなりました。
というかstoredHash、という項目自体が削除されていました。
そもそもこの現象が起きてから、変更を無視してプレイしたりビルドしても何も問題が起きていなかったので、storedHashという項目自体が不要だったのかもしれません。修正に時間がかかったのは、この項目を内部で参照しているところを片っ端から切り離すのに工数がかかったのかなと思っています。
現在、Unity2018.4.16f1以外はリリースされているので、この問題が発生している方はアップデートしてみることをおすすめします。マイナーアップデートなので基本的にはアップグレードによる不具合はないと思いますので。
最後に
Unity2018はLTS(Long Term Support)になっているのに、いまだに修正バージョンがリリースされていませんが、LTSは優先的に修正されるという勝手なイメージがあったのでちょっと残念ですね…。
確かに現バージョンやアルファ版を積極的に開発しているためそちらを優先的にする気持ちはわかりますが、安定性を求めてLTSにしたのに後回しにされるなら、あまり意味ないじゃんと個人的には思ってしまいました。
2018を使用している方はアップデートが来るまで待つか、参考リンクのフォーラム上で紹介されている暫定対応策を試してみてください。
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